ボーナス いくら貰えるか

ボーナス、いくら貰えるか(その2)

もっと具体的な金額をみてみましょう
まずは職種別のボーナスランキングです。ここは男性・女性でそれぞれのベスト5をご紹介しましょう。(平成26年賃金構造基本統計調査)


男性 職業 年間支給額 平均年齢
1位 大学教授 289万円 57.1歳
2位 公認会計士・税理士 271万円 38.0歳
3位 弁護士 233万円 38.6歳
4位 大学准教授 206万円 46.9歳
5位 高等学校教員 195万円 44.7歳


女性 職業 年間支給額 平均年齢
1位 弁護士 265万円 40.1歳
2位 高等学校教員 152万円 40.9歳
3位 大学講師 128万円 44.3歳
4位 公認会計士・税理士 125万円 40.8歳
5位 社会保険労務士 95万円 32.7歳


金額もそうですが、男性・女性での違いにも興味がでます。
全体的には男性の方が多いボーナスとなっていますが、平均年齢は男性が幅が大きいのに対し、女性は40歳前後に集中しています。 ただ平均年齢というのは実際には偏差(幅の広がり具合)と一緒に見ないと間違った判断になりますので、ここでは参考程度でしょうか。 職業の顔ぶれとしては男性・女性とも似たような組み合わせになっています。学校の先生系が上位を独占している感じです。 この辺が安定的にボーナス、つまりその支給基準となる給料も含めて高収入な職業と言えるのでしょう。 高収入な印象がある医者やパイロット・キャビンアテンダント等がランクインしていないのがちょっと意外な感じがします。 もう少し見てみると、 高等学校教員は年間支給額と平均年齢から男性・女性のボーナス額に差が少ない(殆ど無い)職業と言えそうです。ボーナスを含めた収入的には女性には働きがいのある職業言えるでしょう。 逆に、公認会計士・税理士はほぼ同じ平均年齢ながらボーナス額の違いは倍半分の差があり、同じ職業ながら女性には不利な職業と言えそうです。なぜそうなるのかはここでは分かりませんでした。 尚、弁護士は年間支給額と平均年齢から、女性のほうが若干ボーナス額に有利な職業となっているようです。これもここでは理由は分かりませんでしたが。 やはり平均年齢の偏差が知りたいところです。弁護士には一部に優秀な女性弁護士がいて、その一部が全体の平均を持ち上げているのかもしれません。偏差がわかればそんな傾向も見えてくるのです。 医者のボーナスですが、別の調査では年間約90万円というデータがあります。 それでは上位5位に入らいないのも分かりますが、ボーナスは年間90万円でも勤務医の平均年収は1200万以上というデータもあります。 ボーナスが多くない?と言っても毎月90万円以上の給料(ボーナスと同額!)を貰っている計算になりますので、やはり医者は高収入な職業と言えるでしょう。

公務員
先ほどのボーナスランキングでは、大学教授や大学講師、高等学校教員などが一部含まれますが、公務員もりっぱな職業としてボーナス額を比較する必要があります。 但し公務員といっても総理大臣も最高裁判官判事も公務員ですので、ここは一般サラリーマンに近い地方公務員を見てみましょう。 ご存知かも知れませんが、地方公務員は所属する都道府県によりボーナスの額(毎月の給料も)が違います。 平成26年度分の総務省発表データによると、一位の滋賀県と最下位(47位)の鳥取県とでは約25万円も違うというのは驚きです。

具体的には、一位の滋賀県は約164万円、最下位の鳥取県が約139万円です。この約25万円の差は何でしょうか。生活コスト(物価など)の違いでは無さそうです。鳥取県は日本一物価が高いなんて聞いたことがありません。 因みに東京都は5位、神奈川県は14位、愛知県16位、京都府18位、大阪府20位と、物価の高そうなところは平均よりは高いですが、一律上位という訳ではありません。 仕事内容はどこもほぼ同じだと思いますのであとは税収入が多い順なのでしょうか、或いは税金を効率よく活用している結果か、それとも単に見栄を張っているのかよく分かりません。 それでも年間で150万円前後のボーナスが貰える公務員(地方公務)は、やはり恵まれているというべきでしょう。民間ではボーナス無しも少なくないからです。 先ほどの「職業別のボーナスランキング」と比較すると、女性ランキングではいきなりのトップグループです。男性ランキングは5位以下ですがそれでも5位とは大きな差はありません。 この不景気なときに安定性まで考えると、ボーナスをはじめとする収入や福利厚生から考えるとやはり公務員ということになりそうです。 さらに大手企業のベースアップが始まっている今、来年に反映される公務員のボーナスは益々上昇していくのでしょう。